目次
🏢 東京都 中小企業向け奨励金情報
令和8年度
手取り時間創出・魅力ある職場づくり
推進奨励金
公益財団法人 東京しごと財団|都内中小企業対象
最大支給額
264万円
1
この奨励金の趣旨
都内の中小企業等を対象に、従業員の柔軟で多様な働き方を推進し、「手取り時間」の創出・ライフステージの支援・エンゲージメントの向上・賃金引上げに取り組む企業を財政的に支援する制度です。職場環境の改善を通じて、生産性の向上や従業員の定着を図ることを目的としています。
⏰
手取り時間の創出
時間外労働の削減やフレックスなど柔軟な勤務形態の導入
👨👩👧
ライフステージ支援
育児・介護・ひとり親など人生の節目を職場でサポート
💡
エンゲージメント向上
副業・メンター・キャリア支援で社員のやりがいを向上
💴
賃金引上げ
時給60円以上の引上げに最大144万円を支給
📖
「手取り時間」とは?
時間の節約によって生まれた、育児・介護・趣味・自己研鑽など自分のために自由に使える時間のことです。
時間の節約によって生まれた、育児・介護・趣味・自己研鑽など自分のために自由に使える時間のことです。
2
前年度との変更点
本奨励金は、令和4〜6年度に実施された「魅力ある職場づくり推進奨励金」の後継・発展事業として実施されています。令和8年度の主な変更・注目ポイントは以下のとおりです。
| 項目 | 令和8年度のポイント | 備考 |
|---|---|---|
| 名称 | 「手取り時間創出」を名称に追加変更 | 手取り時間の創出が新たな柱に |
| 支給上限 | 最大264万円(賃上げ含む)拡充 | 賃金引上げ区分が強化 |
| 賃上げ要件 | 時間当たり60円以上の引上げ拡充 | 1人12万円×最大12人=144万円 |
| 就業規則 | 10人未満の企業も届出が必須厳格化 | 事前に労基署への届出が必要 |
| 過去受給企業 | 令和8年度の新たな取組であれば申請可 | 過去受給歴があっても対象 |
| エントリー | 全10回の事前エントリー期を設定 | 5月〜翌2月まで随時受付 |
3
支給対象企業
🏭
都内で事業を営む中小企業等
個人事業主・株式会社・各種法人を含む。常時雇用する労働者数が300人以下であること。
👤
常時雇用労働者が1人以上
都内勤務の雇用保険被保険者を6か月以上継続雇用していること。※登録型派遣は対象外。
📋
就業規則の労基署届出
企業情報登録締切日以前に届出済みであること。従業員10人未満の企業も必須。
🏙️
都内に事業実態あり
登記上だけでなく、実際に都内で事業活動が行われていること。
⚠️
有期雇用契約の従業員について:「過去1年を超えて継続雇用」または「採用時から1年を超えて雇用見込み(契約書等で確認)」のいずれかを満たせば「常時雇用する労働者」として認められます。ただし登録型派遣労働者は対象外となります。
4
支給要件
📌 取組要件:対象事業から2つ以上の制度を導入すること
15項目の対象取組の中から、自社の課題に合った2つ以上の制度を選択・導入します。⚖️ 法令遵守要件(すべて満たすこと)
- 最低賃金以上の給与を支払っていること
- 固定残業代を適正に支給していること(時間外割増賃金との区別明確化)
- 36協定を締結・届出していること
- 年5日の年次有給休暇の取得義務を守っていること
- 都税(法人事業税・都民税等)に未納がないこと
- 過去5年間に重大な法令違反・行政処分等がないこと
5
取り組み事項と支給額
📊 カテゴリー別 最大支給額の内訳
合計最大
264万円
| カテゴリー | 取組項目 | 支給単価 | 上限額 |
|---|---|---|---|
| 手取り時間創出 | ① 時間外労働削減推進計画 ② フレックスタイム制 ③ 多様な勤務形態(週休3日・勤務間インターバル等) ④ 多様な正社員制度 ⑤ 積立休暇制度 | 10万円/項目 | 50万円 |
| ライフステージ支援 | ⑥ 家庭応援特別休暇制度 ⑦ 産休・育業・介護休業支援制度 ⑧ 慣らし保育・小1の壁を乗り越える勤務制度 ⑨ 育業早期復職・ひとり親家庭支援制度 | 10万円/項目 | 30万円 |
| エンゲージメント向上 | ⑩ 社外副業・兼業制度 ⑪ 社内メンター制度 ⑫ 外部キャリアコンサルタント活用支援 ⑬ 従業員表彰・報奨金制度 ⑭ 社員のつながり支援制度 | 10万円/項目 | 40万円 |
| 賃金引上げ | ⑮ 時間当たり60円以上の賃金の引上げ | 12万円/人 | 144万円 (上限12人) |
6
実際の活用事例
過去の類似制度(魅力ある職場づくり推進奨励金)での実際の導入事例をご紹介します。自社に近い取組の参考にしてください。
🏢 株式会社 Immend 様
ライフステージ支援+エンゲージメント向上の組み合わせで申請。
🏢 アトー株式会社 様
賃上げ+エンゲージメント向上の組み合わせで従業員満足度を改善。
🏢 株式会社ファーストビット 様
エンゲージメント向上3項目を導入し、採用力・定着率向上を実現。
7
申請までのスケジュール
📋 手続きの流れ(全7ステップ)
STEP 1
事前エントリー(オンライン申請)
東京しごと財団の専用サイトから申請。第1回〜第10回まで随時受付中。
STEP 2
企業情報の登録・確認書類の提出
就業規則届出証明・雇用保険関係書類・都税完納証明などを提出。
STEP 3
専門家派遣の日程登録
派遣される社会保険労務士等の専門家との面談日程を調整・登録。
STEP 4
専門家との相談(原則2回)
1回目の相談後、就業規則の改定・労使協定の締結など具体的な取組を開始します。
STEP 5
取組の実施・相談終了報告
導入した制度の運用を開始。専門家との相談終了を財団へ報告。
STEP 6
支給申請(取組の報告)
取組内容・就業規則・労使協定等の証拠書類を添付して申請。
STEP 7 ✅
審査・支給決定・奨励金の振込
審査通過後、口座へ奨励金が振り込まれます。
📅 令和8年度 事前エントリー受付スケジュール
| 回数 | エントリー開始日 | 状況 |
|---|---|---|
| 第1回 | 令和8年5月20日(火) | 受付中 |
| 第2回 | 令和8年6月下旬頃 | — |
| 第3回 | 令和8年7月下旬頃 | — |
| 第4回 | 令和8年8月下旬頃 | — |
| 第5回 | 令和8年9月下旬頃 | — |
| 第6回 | 令和8年10月下旬頃 | — |
| 第7回 | 令和8年11月下旬頃 | — |
| 第8回 | 令和8年12月下旬頃 | — |
| 第9回 | 令和9年1月下旬頃 | — |
| 第10回 | 令和9年2月3日(火) | 最終回 |
※第2回以降の詳細日程は東京しごと財団の公式サイトでご確認ください。