ご依頼の経緯
顧問税理士からのご紹介により、当事務所にご相談をいただきました。最初は「はぐくみ年金(確定給付型)」をご検討されていましたが、将来的な制度の柔軟性や運用性を重視し、確定拠出年金にご興味を持たれていました。税理士の方では確定拠出年金の制度に詳しくなかったため、企業型確定拠出年金の導入にあたって当事務所にご相談がありました。
担当社労士のコメント
まずは現状の福利厚生や給与体系のヒアリングから始め、I院長のご希望を伺いました。そのうえで、確定給付型、確定拠出型、中退共といった代表的な退職金制度について、それぞれのメリット・デメリットをご説明しました。
最終的には、自助努力による資産形成を重視したいというI院長のご意向から、当事務所が取り扱うSBIの「企業型確定拠出年金」を導入することになりました。制度設計から導入支援、就業規則や育児休業規程の整備・改訂などを運営管理機関と連携し、円滑に実施しました。
特に重視したのが、制度に対する従業員の理解を深めることです。多くの職員が投資未経験だったため、導入説明会では投資の基本や制度の仕組みを丁寧に解説し、不安なくスタートできるようサポートしました。制度導入から実際の運用開始まで約半年というスピード感をもって対応できたことも、高く評価いただきました。
結果
眼科クリニックにてSBIの企業型確定拠出年金を導入したことで、退職金制度が整備され、従業員の満足度が向上しました。就業規則や関連規程の整備、説明会の実施により制度の理解が進み、投資未経験の職員も安心して参加。導入から半年で運用を開始でき、スムーズな対応に院長・事務長ともに高い評価をいただきました。従業員の老後資金への意識も高まり、将来への備えとして有効な制度となりました。
お客様のメッセージ
はぐくみ年金も良い制度だと思いますが、将来的な運用性を考えると、やはり確定拠出年金の方が今の時代に合っていると感じました。私自身も加入しましたが、それ以上に、従業員一人ひとりが自分の老後資金について考えるきっかけになったことが大きな成果です。今後も、安心して働き続けられる職場環境を整えていきたいと思います。
(モデルケース)