ご依頼の経緯
東京都港区で整形外科クリニックを運営するNドクター。従業員は15名で、診療体制の強化と人件費の適正化が課題となっていました。
人材の採用や定着に悩んでいたNドクターは、知人からの紹介をきっかけに当事務所にご相談くださいました。最低賃金の上昇により、パート職員の人件費も年々上昇。加えて、診療報酬のマイナス改定や新規開業の増加など、クリニック経営を取り巻く環境は厳しさを増していました。
担当社労士のコメント
人件費の上昇に対応するためには、生産性の向上と職場環境の整備が不可欠です。今回のご提案では、総労働時間の削減を軸に「WEB問診の導入」「予約システム」「自動精算機の導入」など、省力化とIT化を徹底サポートしました。これらを組み合わせて業務改善助成金の申請を行い、無事100万円近い助成金を受給することができました。
結果
助成金を活用して予約システムや自動精算機を導入し、パート職員2名の時給を引き上げながらも100万円近い助成金を受給。業務効率化と職員の待遇改善を同時に実現し、経営の安定化に成功しました。
お客様のメッセージ
近隣の競合クリニックが増える中で、コスト管理に追われ設備投資が難しい状況でした。しかし、今回の助成金申請により生産性が向上し、結果として経費率の削減とパート職員の待遇改善が同時に実現。経営の効率化が進み、これからの医業運営にも希望が持てるようになりました。
クリニック開業も増加しており、加えて診療報酬の改定など労働生産性向上は課題です。人材定着、強い組織運営とともに設備投資にも使える助成金の有効活用はお勧めです。
是非お気軽にご相談ください。
(モデルケース)