ご依頼の経緯
H社では定年後の再雇用として、有期契約(1年更新)で高年齢者を雇用していたが、従業員からは「更新時期が近づくと不安」「長く働きたいが将来が見えない」といった声があった。経営側としても、熟練技術を持つ人材に長く働いてもらいたい思いがあり、無期雇用への転換を検討していた。
担当社労士のコメント
■社労士の支援内容
- 有期契約から無期雇用への転換方針整理
- 無期転換後の就業条件、賃金、勤務形態の明確化
- 就業規則の改定支援および社内説明
- 対象助成金として**65歳超雇用推進助成金(無期雇用転換コース)**を提案
- 助成金申請書類の作成・提出を全面的にサポート
65歳超雇用推進助成金(高年齢者無期雇用転換コース)
定年後の有期雇用労働者を無期雇用に転換した企業に対して、1人あたり最大48万円(中小企業)を支給する制度。A社では60歳以上のベテラン社員2名を対象に無期転換を実施し、助成金を受給。
結果
■成果
- 対象者が「安心して長く働ける」と大きな満足感
- 技術の継承や現場の安定化につながった
- 無期転換後の離職ゼロ、従業員の意欲向上
- 助成金活用で制度導入にかかる負担も軽減
お客様のメッセージ
「長年支えてくれた社員が安心して働き続けられる体制が整い、会社にとっても大きな安心材料となりました。助成金の制度がなければ実行に踏み切れなかったと思います。」