ご依頼の経緯
当院では高齢患者が多く、診療の前後に視力検査や問診、会計など複数の業務が集中しており、受付職員・検査技師の業務負担が過多で離職率も高くなっていた。特にパートスタッフの業務量の偏りと待合室の混雑が課題であった。
担当社労士のコメント
業務改善助成金を活用し、以下の機器を導入:
- 自動精算機:会計待ち時間の短縮と現金管理の簡素化
- 予約管理システム(クラウド型):受付業務の効率化、待ち時間の分散化
- オートレフケラトメーター(検査機器):視力検査の所要時間を短縮し視能訓練士の負担軽減
社労士の支援
雇用管理制度等整備計画の作成
賃金引上げ計画の設計(最低賃金+45円)
就業規則の見直しと制度化
対象労働者の選定・支給申請書の作成・提出代行
設備導入後の効果検証と報告書支援
結果
申請コース:45円コース(中小規模)
助成対象経費:自動精算機、予約管理システム、検査機器
助成額:90万円(助成率3/4)
賃金引上げ対象労働者数:4名
- 受付の業務負担削減:自動精算機導入で1日あたりの会計対応時間が約40%短縮
- 職員の定着率向上:パート職員の離職率が20%→5%に改善
- 患者満足度の向上:予約システムにより待ち時間の苦情が大幅に減少
- 診療回転率の改善:視力検査がスムーズに進むようになり、1日あたりの患者数が10%増加
お客様の声
「スタッフが前向きに働いてくれるようになり、患者さんとのコミュニケーションにも余裕が出てきました。助成金の活用で経費面の不安もなく、安心して設備投資ができました。」
(モデルケース)