ご依頼の経緯
小売店を経営するT様は最近の賃上げのニュースを見るたびに頭を抱えていました。自社は中小零細企業で大手企業のように給与をたくさん上げることもできない。ただでさえ人手不足もあり採用もできないのに給与をあまり上げることができない。今いる従業員にもこれからも長く働いてもらいたいとの思いもあることから、今回は初めて退職金制度を導入を検討しました。
「給与を上げると社会保険料も上がる」「一度上げた給与は簡単には下げることができない」「中退共はとてもいい制度だけど従業員の年齢を考えるともらえる退職金の金額も少ない」「自分も入れる退職金制度はないのか」など悩みをかかえていました。
そこで、退職金制度導入についてアドバイスを求め、当事務所へご相談いただきました。
担当社労士のコメント
T様の課題をヒアリングし、従業員の福利厚生と節税効果の両立を目指して、企業型確定拠出年金をご提案しました。
企業型確定拠出年金(SBI みらい年金)
- 節税しながら毎月の掛金を拠出
- 従業員へ還元できる福利厚生
- 自分で運用するから金融リテラシー向上
- 社長自らも加入できる
退職金制度導入のプロセスでは、
✅ 必要な書類の準備・作成
✅ 就業規則、育児介護休業規程など整備
✅ 制度運用開始までのスケジュール管理
をSBIベネフィットとともにサポートし、スムーズな申請を実現しました。
結果
✔ 選択制の企業型確定拠出年金を導入で従業員の定着化と採用時の差別化実現
✔ 節税効果
✔従業員の金融リテラシーの向上
今回は社長自らも加入することができたので自分の退職年金を準備することもできました。
お客様のメッセージ
人材の定着化させるために退職金制度として企業型DCを導入しました。節税効果も高く、自分で運用するというところが他の退職金制度と違い不安もありましたが逆に従業員も知識の向上につながると思い導入を決定しました。
今後の採用活動するときにも差別化にもつながると期待しています。